実録! 原因不明のじんましんとの戦い 死闘編
なんとなく、腕にじんましんが出たなー、と気楽に考えていた7月下旬。
ほっといたら治るやろ、と甘く考えていました。
が、しかし。
その日を境に、ぽちぽちと赤い発疹が出てくるように。初めのうちは「あー、蚊に刺された!」と思っていました。なんというか、蚊に刺されそうな場所ばかりぽちぽち赤く、腫れていたから。具体的にはひじとか、ひざとか。重い荷物を持っていた時に出ていた場所(腕の柔らかい部分)とは違っていました。どちらかといえば皮膚は硬くて、死角になりやすい場所ばかり。ボンヤリしていることが多いので絶対に蚊やな! と思いこんでいました。(もしくはダニとか……)結構しっかりと腫れてくるので、痒み止めのムヒEXを塗ったりしてました。ええ、特に効果は得られませんよ。用途が違いますからね。でも、蚊に刺されたと思い込んでいたため「ムヒ塗ったから大丈夫〜」と気楽に考えていました。
しかし、毎日続く蚊との戦い。
だけど蚊の姿は一度も見ていない……。
今さらやけど、もしかして、蚊じゃない?
え、もしかして、じんましん?
あまりにも気付くのが遅いのですが、ようやくお盆前頃に気がつきました。病院はこぞって休暇中でしたから、相談にも行けませんでした。
その時点でじんましんが出ていた場所は
*ひじ
*ひじから手首にかけての「机に当たる場所」
→これは、PCで作業するときに、腕が当たるところばかりでした。
*ひざ
→普段、ジーンズを履いているため、座ったときに布と皮膚が当たる場所。立て膝でお風呂掃除をしたりなど、床にひざをついた日にはかなりボチボチと出現。
*足首
*くるぶし
→正座や、足を崩して座ったときに体重がかかる場所。
なんとなく、外的要因、というか体重や重さが加わった場所に現れています。
しかし、お盆明けのある日、突然顔にまでじんましんが出始めました。
夜寝るまえ、お風呂上がりに髪を乾かしながら鏡を見ていると両まぶたの上(目頭がわ)が、赤くなっていました。
ものもらいか、じんましんか。
その時は判断できずにいましたが、とりあえず寝ましたところ、翌朝。
目が開かない……。
あー、こりゃじんましんやね、とようやく観念しました。朝一番で病院に行き、アレルギー用のお薬「アレグラ」を処方してもらいました。
しかしその日は、両まぶた以外の場所はほとんどじんましんは出ていなくて、病院の先生に見せることはできませんでした。
ただ、「まぶたが腫れたのは初めてで、普段はこういう場所に出るんです!」と訴えたところ「圧迫性のじんましんかな」と言われました。
圧迫性のじんましんは、「機械的じんましん(アレルギー)」と書かれている場合もあります。
例えば、パンツとか、靴下が新しくてゴムの締め付けがとても強くて腫れてしまった、という経験はないでしょうか? 簡単にいうと、それなんですが、症状がひどい人は身体をぽりぽり掻いた場所が、爪の形に腫れあがったりもします。腫れ自体には、それほど痒みはないようです。しかし、厄介なことに機械的じんましんがなぜ起きるのか、とか治療法については明らかになっていないようです。
ストレス、とか免疫力の低下、とか。まあ、どんな病気にもだいたい言われていることだけです。病院の先生も、アレグラの処方以外はしてくれませんでした。
えっ? じゃあこれからずーっと、アレグラ飲み続けるってことですか?
どうしたらいいんやー!
自分の身体に問いかけてみても、答えは返ってきません。ただ、アレグラを飲んでいると、やはりじんましんは出にくいことは体感しました。
何が原因で出てきたのか分からない以上、原因の元を正しようもない。
対処療法しかないんかな……と。
もしかしたら、肝臓とか腎臓とかからだの中から問題があるのかもしれないけれど、
一応は様子を見ましょう、ということでした。
ずーっと、治らないっていうこともあるのかも……。
暗い気持ちを抱えながら、朝晩アレグラを飲む日々が続いています。
続く。