ひろこの睡眠学習帖

寝言のようなことばかり言っています。

できることならば、一歩も家から出たくない。

今週のお題「休日の過ごし方」

 

月曜日から金曜日までミッシリと会社で働き、土曜日と日曜日、そして時折やってくる祝日が私にとって、いわゆる「休日」と呼ばれるものである。

 

しかし、フルタイムで仕事をされている主婦方には「あるある!」と共感いただけるのではないか? と思うのだけれど、「休日」には、家のことをやらなくちゃいけないのだ。

できる限り、仕事のある日でも洗濯を干したり、お掃除シートを駆使さて掃除をしたりはする。けれど、我が家の主である、お猫様のトイレを洗ってあげたりだとか、ちょっとした拭き掃除なんかは、充分な時間がないとできるものでもない。ただ、残念なことに、充分時間が与えられても、私の掃除スキルがあまりないため、部屋はゴチャゴチャしたままである。

また、私はちょっと、料理が得意ではない。そのために、「ちょっと待ってて! ちゃちゃっと作るから!」みたいなことが残念ながらできない。慌てると、かなりの高確率で焦がしてしまう。鍋やフライパンを洗う時間がかかるし、食材も無駄になってしまう。

そのため、平日にはほとんど料理らしいことはできず、だいたい土曜か日曜に常備菜を作って、適当に食べてもらうことになる。

 

多分、要領が悪いだけなのだ。ここまで書いていて、「うわー、家事能力ゼロだな」と笑ってしまった。もうちょっと、断捨離したり、手際よく片付ける方法を身につけた方が良いのだろう。

けれど、どうしても土日の時間をたっぷりと使って、家の中を片付けたいと思ってしまう。そして、片付けている途中で、ウトウトしてしまう。日ごろの疲れが出てるから、仕方ないよね〜とゴロリと横になっている側に猫が寄り添ってくれる。理想的な、最高の休日だ。

 

しかし。

こんな休日は、ほぼ、ありえない。

土曜日の朝一番に病院へ行って、午前中の時間が泡のように消えてしまう。

夫が「ひとりでスーパーに買い物に行くと、珍味しか買わないよ」などと言うので、しぶしぶ付いて行く。そして、一緒に行ったとしても結局珍味はカゴの中に入っている。

月に何度かは、週末に友人とご飯を食べることもある。それはそれで、有意義な時間だとも思う。

 

私にとっての理想的な休日は、多分「やりたいことを邪魔されない」というものなのだろう。

突然の来客だったり、突然出かけることになったりすると、頭と身体がついていかない。ヤケに張り切り過ぎたり、不機嫌な対応をとってしまうこともある。予定外の出来事に振り回されたあとひな、やたらとグッタリして力尽き果ててしまうのだ。

逆に、たとえかなりの重労働だとしても、「次の土曜は模様替えするよ!」などと心に決めていれば、疲れはするけれど振り回された感じはしないのだ。

我ながら、めんどくさい性格ではあるけれど、やっぱり休日くらいは、好きなことだけをして暮らしたいなあと思う。