ひろこの睡眠学習帖

寝言のようなことばかり言っています。

亀のような歩みだとしても、確実に一歩ずつ。

あれよあれよ、という間に2017年は過ぎ去ってしまった。「何があったかな?」と振り返ってみるけれど、なんだかあまり、思い出せない。

 

なんだかよくわからないままに、一年が過ぎてしまっている。もちろん、その場、その場では必死にやっているのだけれど。

 

今年こそ! とさまざまな目標を立ててみようと思ったのだけれど、ふと、考えてみた。

ババーン! と大きな目標を立てるよりも、例えば1月はこれ、2月はこれ。などと、細かく小さな目標をたくさん立てた方が良いのではないか、と。大きな目標をあきらめるわけじゃない。大きな目標を達成するために、小さな目標を順番に並べるのだ。

 

仮に、ダイエットを例にしてみると、とても分かりやすいと思う。

「目指せ! マイナス5キロ」

これが大目標だとしましょう。この大目標を達成するためには「まずは、1キロ痩せる」こと。これが大事なのだ。この1キロがなければ、何も始まらない。断食でもすれば、一気に5キロ痩せるかもしれない。でも、たぶんすぐにプラス5キロ戻ってしまうだろう。あまり極端なことをしても、食生活の改善がされるわけでもないし、痩せたとしても一時的なものになってしまう。これは、私自身の経験談でもある。

1か月で、1キロ痩せれば5ヶ月で5キロ。今から始めれば、夏までにはクリアする。長い目で見れば何も問題ないのだ。

 

大きな目標を高らかに宣言することも、自分に喝を入れるためにも必要なことだろう。だけど、その高みばかりを見つめていては、首が痛くなるばかりで、あまり前には進めないと思う。

 

私自身の2018年の抱負としては

文学賞に、こまめに応募する」これに尽きる。だけど、今の自分のレベルも把握しているため、大きな賞を目指すにはまだまだ早い。今のところ物語としてかける文字数も二万字未満だ。そうなれば、webで募集している小さな賞など、いろいろと試しながら歩んでいくのが一番だろう。さらに受賞できれば、とチラリと欲望が顔をのぞかせたりもする。でも、そこはわからない。とにかく一歩ずつ、確実に歩んでいくしかないのだ。

 

歩みの鈍い亀だとしても、前に、前にと進んでいきたい。時には怖くなって、手足や首をギュッと甲羅の中に押し込めて、動けなくなってしまうかもしれない。けれど、たとえそうだとしても。また忘れた頃にそぉっと手足を伸ばして、恐る恐る、一歩、また一歩と進んでいこう。