ああ眠い ひどい睡魔に 襲われる
今週のお題「ブログ川柳」
ふぁぁぁ。
ねむい。
ねむすぎる。
最近、通勤電車の中で座った瞬間に眠ってしまうことが多い。
立っていても、つり革に半分ぶら下がった状態で、いつの間にか記憶がなくなっていることすらある。我ながらちょっと恥ずかしい。
ブログの記事を書くのは、なるべく通勤時間中に行うことにしているため、
記事の更新も滞りがちになってしまう。
仕事中にも、突然の睡魔に襲われる。
睡魔との戦いは、かなり厳しい。負けそうになるけれど、負けるわけにもいかない。
負けてしまうと、遠い場所に旅立ってしまって、戻ってこられなくなるに違いない。
眠気ざましの目薬をさしたり、コーヒーを飲んだりするけれど、睡魔という名の魔王には、なかなか勝てるものではない。
魔王を倒すためには、やはり、「勇者の剣」のようなもので、断ち切らないといけない。一進一退の攻防ののち、なんとか魔王を退ぞけることができた。だけど、それも一時的なことで、また新たな睡魔が私のまわりにぐるぐると飛び回るのだ。
睡魔を操るラスボス的なやつは、確実に存在している。それは、分かっている。分かっているのだけれど、ラスボスの力は絶対で、争うことすらできないのだ。ラスボスが私の前に姿を現わすと、ひれ伏すしかない。
睡魔を操るラスボス。
それは、我が家のネコだ。
とても可愛い。しかし、厄介だ。
朝、日が昇る時間が早くなってきている。我が家のまわりにはちょっとした雑木林があって、鳥達がペチャクチャと騒がしく朝のおしゃべりを始める。
そうすると、彼は可愛い耳をピピッと動かして窓の外に釘付けになる。鳥達はどこにいるのかな? 彼の中に宿るハンターの気質が、鳥達を逃せないのだろう。
そして、ふと彼は我にかえる。
ぼくは、お腹が空いている。
ぼくにゴハンをくれる係の人間は……? まだ寝てるのか。ぼくはお腹が空いてしまったのに。
さて、彼女を起こそうか。
そうして、朝の四時頃から、バタバタ、ニャーニャーと騒がしく、私の眠っている布団のまわりをぐるぐるぐるぐる走り回る。
布団から足がはみ出していれば、容赦なく噛みついてくるし、布団の中に潜り込んでは、背中やらふくらはぎやらに噛みついてくる。布団の中に入り込めないときには、髪の毛を引っ張り、噛みちぎる。彼は決して、めげることはない。諦めたりしないのだ。
断固要求が通るまでは鳴き叫び、暴れ続けるのだ。一向に勢力を弱めることのない台風のように。
そうして、私は仕方なく朝の四時に目覚め、彼に少しのゴハンを与え、再び眠りにつこうとする。けれど、一度目覚めしまうと、なかなか寝付くこともできない。うとうとし始めた頃には起きなければならない時間がやってくる。
そうしてまた、睡魔と戦いながらの一日が始まりを迎えるのだった。
最後に一句。
ああ眠い ひどい眠気だ ああ寝たい