ひろこの睡眠学習帖

寝言のようなことばかり言っています。

ダンベルのようなカバンの中身について

今週のお題「カバンの中身」

 

「うっわ、重い。何入ってるの?」

私のカバンを持ってくれた人たちが、必ず口にするセリフだ。

持ってくれた人たち、と言っても彼氏とか、そんな甘い関係の人はひとりもいない。飲み会だったり、仕事関係で、カバンを空いているスペースに置いとくから、こちらに渡して的な形で何気なく受け取った人たちだ。

 

「すみません、なんか色々入ってて」と、なぜか申し訳ない気持ちになり、謝ってしまう。

謝る必要なんて、全然ないし、自分でも何故謝っているのかはわからない。けれど「重いものを持たせてしまってすみません」ということなのだろう。

 

なんでこんなに、重いのだろう?

私が持ち歩いている、重いカバンはありきたりなやつだ。PORTERの3WAYタイプになるものだ。それを肩に斜め掛けにして使用していることが多い。

肩は、カバンの重みでめり込みそうだ。

だけど、もう四年近く使っていて、相棒、と言っても過言ではない。

 

荷物が多いのかも知れない。

長財布、スマホほぼ日手帳、ポケットティッシュ、ハンドタオル、自宅と会社の鍵、ウォークマン

まず、これが基本セットとして絶対に入っている。

重いかな? と考えられる要因は、まず「ほぼ日手帳」だろうか。文庫本くらいのサイズがあるので多少ずっしりはしているかも知れない。次に自宅と会社の鍵。これには説明が必要だ。まず、鍵にはキーホルダーが付いていて、お守りと、シルバー製の猫。この猫がわりとずっしりしている。そして鍵。自宅と会社なら二本かと思われそうだけれど、実は五本もついている。

いろいろと、鍵がかかっていて、それらを開ける係なので仕方ない。だけど、この鍵はちょっと重い要因のひとつだと思う。

そして、財布。職場で100円玉と10円玉がたくさん必要になることがあるため、割とお釣りで小銭をもらいたい。財布はいつもパンパンだ。そして、重い。

 

もう、この時点でわりと重い要因がたくさんあるなと、自分でも驚いている。

しかし。まだまだこれからなのだ。

絶対ではないけれど、カバンに入っているものたち。

ペットボトルのお茶か水(500ml)、仕事で使うためのMacbook air、移動中に読みたい文庫本。

もう、絶対に重い。

三つすべてが入っていないこともあるけれど、ペットボトルは、だいたい入っている。

これには理由がある。

 

単純に、不安なのだ。

「なにかしらのトラブルに巻き込まれた時に、水さえあれば、多少は生きのびることができる」

この気持ちがずっと心にあるのだろう。どこかに出かけるときには、だいたいいつも、飲み物を持っていないと落ち着かない。

「今日は荷物が多いしなぁ……」と躊躇しても、結局どこかで購入してしまうのだ。

 

なんで、普段の生活の中でいつもサバイバル気分なのかは分からない。自分でも、全然理解できない。けれど、もしも、と一度でも考えてしまうと、もうどうしようもない。

 

あまりにも重いカバンを毎日持ち歩いている。けれど「これは、ダンベルだ! 筋トレの一種だ!」と無理やり思うようにして、片手で上下に動かしたりしている。

まあ、あまり、オススメはしないけれど。