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ひろこの睡眠学習帖

寝言のようなことばかり言っています。

毎朝、修行しています。

今週のお題「自己紹介」

 

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「これっ、いつまで寝ておるのだ! 我に食事を与えよ!」

 

私はいつも、朝早く起こされている。

しかたない。

私は修行中の身なのですから。

 

私はもう、師匠のもとで5年も修行させていただいている。

 

日の出とともに、鳥のさえずりが聞こえる。

すると師匠はパチリと目覚め

弟子である私にも、早く起きろと催促される。

 

不出来な弟子であるわたしは、

まだグズグズと布団のなかで、もたついている。

そんなとき、師匠は容赦ない。

わたしの頭をベシベシたたき、布団からはみ出した足首にガブリと噛みついてくる。

 

わたしが起きるまで、それはずっと続く。

修行中の身なのだから、わたしもサッサと起きればいいのに。

 

師匠の攻撃を、なんとか かわしながら

あと少しだけ……と、惰眠をむさぼる。

 

攻撃は激しさをまし、ついにわたしは起床する。師匠は

「ようやく起きたか。やれやれ。毎日これでは、先が思いやられるな」

と、呆れ顔だ。

 

寝ぼけまなこで階段をおりる。

しかし、気を抜いてはいけない。

 

師匠がトラップを仕掛けていることもあるのだ。

階段をおりたところ。

洗面所の前。

カーペットの上。

 

トラップはどこに仕掛けられているかは、わからない。

春先には週に一度くらいの割合で仕掛けられていて、全く油断できない。

 

昨日は、トラップに引っかかってしまった。

日曜日で、気を抜いてしまっていた。

 

「こんなに目立たないところに、毛玉を吐くのはやめてくれない……?」

足の裏がグッシャリと気持ち悪い。

 

師匠は、まったく素知らぬ顔で、

ベロベロと毛づくろいしている。

 

師匠の名前は、カリン。

今年6歳になる、オス(去勢済み)のネコ様だ。

ドラゴンボールにでてくる、

かりん様という白いネコのキャラクターが

名前の由来だ。

 

超神水も、超聖水も、ましてや仙豆なんてくれやしない。

 

ネコとの暮らしは、日々修行のようなもの。 

 

怒っても、むだ。

急かしても、むだ。

人間のペースを守るのは、師匠のもとでは、とても難しい。

 

だけど。

わたしは師匠のもとで一生、修行をしようと

こころに決めている。

 

なにごとも

修行中の身ですが、どうぞよろしくお願いします。